認知症対応型のデイサービスといっても脳トレーニングの方法はさまざまです。今日は「ひのきの家 啓和」の独創的なプログラムをご紹介します。
特徴のひとつは、時間や行動をしばりつけないこと。例えば卓球をやりたくなったら10分だけでもやってみたり、各種の訓練もあまり無理強いせず自由参加を基本にしています。時間割はありますが、ご利用者の気持ち、やる気を優先してフレキシブルに個別対応しています。
もう一つの特徴は、ご利用者さまの夢を叶える? ユニークなプログラム。いま一番やってみたいことは? と尋ねると、ほとんどの方が昔得意だったことや好きだったことをあげられます。そこで活躍するのがドリキャスのバーチャルゲーム。かなりリアルな竿とリールで大物フィッシングに挑戦したり、実際にハンドル、アクセル、ブレーキを操作してカーレースをしたり、振り付けまで入れながらカラオケで最高得点を狙ったり、みなさん本当に楽しそうです。
終わったあとの表情を見ていると、好きなことに夢中になることの大切さ、ポジティブで効果的な脳トレーニングであることがわかりました。さらに在学中写真部部長だった、渡邊リーダーがみなさんの笑顔、真剣な表情をカメラにおさめて、新聞風にデザインしてみなさんにプレゼントします。これが信じられないほど本格的で楽しい出来栄え!ご本人はもちろんご家族にも大好評です。
好きだったこと、楽しかったことをもう一度。みなさんの表情もイキイキしていますね。
「ニッカンひのき」みなさんの新しい思い出づくりに役立っています。
カメラの腕はプロ級?の渡邊リーダー。
☆医療法人啓和会メディカル
認知症対応型小規模デイサービス「ひのきの家 啓和」
お問い合わせ : 044-201-6301