はやぶさ2号のターゲットマーカーにメッセージを託す「星の王子さまに会いにいきませんかミリオンキャンペーン2」の話に関連して、啓和会グループの宇宙関連にまつわる話をもうひとつ。ちょっと昔ですが、2011年に当法人・野末泰子専務以下のメンバーでJAXAの筑波宇宙センターを訪問した時のお話。目的は、無重力下での宇宙飛行士の運動機能や骨密度の減少など、宇宙飛行士の身体の変化と高齢者の身体の変化(体重が減少し筋力も低下)を結びつけることで、トレーニングやリハビリのヒントを見つけ出すことでした。訪問では、女性宇宙飛行士の向井千秋さんにお会いしたり、国際宇宙ステーションとのリアルタイムディスカッションを行ったり、まさにプライスレス・貴重な体験の連続だったようです。その経験や情報は、クリニックやリハビリ施設の設備面、地域の保健向上など、具体的な取り組みにも役立ったそうです。当時の宇宙航空研究開発機構のみなさま、あらためて心より感謝いたします。
小惑星リュウグウに、メッセージがとどきました
小惑星探査機はやぶさ2号のタッチダウンで沸いた先週金曜日。啓和会グループのメッセージも小惑星Ryugu(リュウグウ)に届きました。惑星探査機は着陸する前に着陸地点により正確に誘導するために、ターゲットマーカーと呼ばれる直径10cmほどの球体を投下します。そのターゲットマーカーにメッセージを印字するという、JAXAが2013年に実施した「星の王子さまに会いにいきませんかミリオンキャンペーン2」にグループホーム東小田が参加し、当時の利用者様、スタッフ全員の名前とメッセージを託しました。2014年12月の打ち上げ以来、なんと4年以上の歳月が経過しましたが、改めてプロジェクトのスケール、宇宙の広大さに感動しました。当時メッセージを書いた龍宮管理者ほか、現スタッフも大喜びでした。ちなみにはやぶさ2号は、12月ごろまでさまざまな探索活動を行い、2020年末ごろに帰還する予定とのこと。成功をお祈りします!
写真:宇宙航空研究開発機構(JAXA)ホームページより
今年も登場、赤太郎&青次郎!
気温も低く乾燥している冬は、風邪をひいたり、体調を崩しやすい時期です。グループホームの行事も室内が中心となります。そんな中で一番盛り上がるのが節分です。グループホーム東小田では毎年恒例の、風船でつくったサイボーグっぽい赤鬼と青鬼がやって来ます。豆ではなくビニールのボールを投げ、厄を振り払うというより、ストレス発散でみなさん大喜びです。
赤太郎、参上!
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