Q : 天ぷらを作っていて油はねでヤケドしました。症状は軽く、少し水ぶくれがあります。(42歳女性)
A : お料理の時は、切り傷にやけどいろいろな怪我をしてしまいますよね。まずはやけどをきれいな水で15分程度冷却してください。小さい水ぶくれができている程度であれば、自宅で清潔に保ち、軽く絆創膏を付けたり、ガーゼ・包帯を巻くなどの対応が可能です。それでも痛みが強い、または水ぶくれが大きく、皮膚のめくれがひどいなど自宅で対応できない場合は、医療機関を受診し相談してください。
一般的にやけどは受傷部位、深さ、広さで重症度が決まり治療方針は軟膏塗布から皮膚移植まで幅広い選択肢があります。気がかりなことがあれば、地域のかかりつけや、皮膚科専門医へご相談ください。やけどの範囲と部位、やけどの色、水膨れの色や大きさ、個数などをお伝えいただければ電話やテキストでも相談できるかもしれません。
啓和会では、介護と医療の連携で日常生活から専門医の受診まで、介護のスタッフから地域の専門医、各総合病院とも連携しております。地域の皆様の暮らしのなかの「まさか」についてもぜひご相談にいらしてください。
参考:
Mayo Clinic “Burns: First aid”
https://www.mayoclinic.org/first-aid/first-aid-burns/basics/art-20056649
日本赤十字社HP
熱傷(やけど)|講習の内容について|講習について|日本赤十字社 (jrc.or.jp)