2016年08月03日

アジアと日本 人材の架け橋を目指して、日本語学校スタート

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2025年問題が直撃する介護業界。高齢者の急増に伴う介護人材不足は深刻な課題です。啓和会グループの取り組みの一つが外国人雇用の「直接受入れ」。フィリピンで面接して採用、3ヶ月間の介護と日本語の教育を経て、日本の現場に迎え入れるという独自の雇用スタイルを始めて、1年以上が経過しました。
このモデルをさらに発展させたのが“KEIWAKAI NIHONGO SCHOOL”の開校です。所在はマニラから車で2時間くらいに位置するブラカン市。日本語でのコミュニケーション力を持つ、看護・介護人材の育成を目的とした学校です。外部委託に頼らず、みずからの手で行うことで、より緻密な指導が可能になりました。フィリピンでは、日本で働きたいと思う若者が多く、介護職への関心も高いです。生徒のモチベーションも高く、朝から晩までのハードスケジュールにも集中して取り組んでいます。全くしゃべれなかった日本語も、ほんの1ヶ月で挨拶、いまでは朗読もできるようになりました。最終目標はマニラでの日本語検定合格啓和会本部ではインターネットを通して生徒たちとリアルタイムにコンタクトをとり、語学力はもちろん適性や人柄などを見極めながら、サポートしています。一人でも多くの方々と、いっしょに働ける日が来ることを楽しみにしています。
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Salamat sa iyo! こんにちは、第1期生の生徒のみなさん。明るい笑顔が印象的ですね。真ん中に座っている現地リーダーの金子さんが中心となってチームワークもバッチリ!

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会話だけではなく、読み書き文法をきちんと教えています。基礎ができていると後がラク。エントランスには生徒のファミリーと講師の高塚俊博さん。ごくろうさまです。