2015年09月10日

日本語教室、やっています

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海外の人材雇用は、介護・看護業界においても大きなテーマになっています。
医療法人啓和会でも介護部門を中心に、フィリピン、韓国、中国、ベトナム、ロシアなど外国籍の方々を積極的に登用しています。ただ人手不足を解消するためではなく、日本人スタッフ同様、長く一緒に働いて、チームワークを高めることで、良い介護サービスにつなげていきたいと考えています。
そこで課題となる日本語力アップを目指し、社歴4年以上になる金子スタッフ(フィリピン出身)が中心となって、昨年11月に日本語教室がスタートしました。毎水、金曜日の17:30から19:00の90分、社員はもちろんご家族も無料で受講できます。先生は金子スタッフが以前通っていた横浜の福祉協議会主催の日本語教室の講師だった高塚俊博さん。スペインを訪れた時、言葉が通じなかったことがきっかけでスペイン語を猛勉強され、同時に正しい日本語、正しい文法を一緒に勉強されたようです。
「しゃべることを重視しがちですが、読み書きもとても大切です。文法を理解した上でボキャブラリーを増やしていくことが、習得の近道だと思います」この日もN5(小学校1年生相当)レベルの筆記テストを実施。100点満点はいなかったけど、みなさんほぼ合格点だったようです。早く上達して、仕事に、遊びに、日本の生活をどんどん好きになってください!
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金子スタッフ(右端)が中心になって、みんなをビシビシ?鍛えています。
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元建築家の高橋俊博さんは、日本語講師以外にも、コンピュータを使った絵画の講師など
地域に密着した活動を続けられています。